基本的に釣りの殆どをベイトタックルで通します。
9割がたベイトタックルだけで対応できてしまいます。
ただ、どうしてもスピニングタックルに頼らなければならない状況もあります。
軽量ルアーである程度の距離を釣らなければならないとき、そして絶対に外せない時です。
ココで言う軽量ルアーとはウェイトの軽い物ではなく、比重の低い物。
サイズの割りに軽い物を指します。
ベイトタックルで一番キャストしづらい物が低比重。
ラパラのF13のような13cmのフローティングで6g程度しかない物。
これをベイトタックルである程度の距離をキャストしようとすれば、最新鋭のタックルでも難しいです。
バックラッシュしないようにすれば必ず飛距離が落ちます。
逆にブレーキを緩めるとバックラッシュの危険性が伴います。
キャストした瞬間、ルアーが飛行バランスを崩して回転してしまい飛ばない、もしくはバックラッシュしてしまう。
急に向かい風が吹いてバックラッシュする可能性もあります。
その点、スピニングタックルはルアーの状態や周り状況に影響されにくい。
更にベイトよりも短い距離でロッドを振れます。
固めの長めのスピニングタックルに、30ポンド程度のPEラインを巻いてあらゆる状況で釣りをする人も居ます。
そういうタックルはツブシが利くんですよ。
最初の1投を外せない釣りをする場合には重要です。
キャストしづらい場所が多いところでも有効なタックルだと思います。