オールドのアンバサダーは非常に作りがよく、故障の少ないリールです。
重い、飛ばない、丸いなど現代の釣り事情にそぐわない事も多いですが、極端な釣りをしない限り必要にして十分な性能を持っております。
慣れれば5000番クラスで3g程度のものをキャストできますし、タックルバランスさえ取れば、持ち重りも感じません。
実際、この程度の物を、”重い”って現代人はどんだけ非力なんですかね??
昔はこのタックルでビュンビュンキャストしていたんですよ。
オールドアンバサダーの素晴らしさはやはり丈夫なこと。
軽量と高耐久性は同居しません。
軽いと弱く、重いと強いんです。
例外としてチタンがありますが、あれでリールを作ると一体コストは幾ら掛かるのか?
アンバサダー伝説の一つに3年間海に沈んでいた5000Cの話がありますが、アンバサダー以外のリールが3年間も海に沈んでいれば原型を留めていないです。
材質の良さ。
同じ金属でもグレードがありまして、アンバサダーに使われているのはその中でも選りすぐりです。
鉄や真鍮やアルミなど最上のものを使っているはずです。
つづく。