丸形アンバサダーのカスタムが流行ってます。
特に2500Cや1500Cなどの小型のモデル。
理由は軽量物をキャストするため。
その為の社外品カスタムパーツが多数で回っています。
以前、2g程度のモノをキャスト出来る仕様を作って欲しいと依頼され、軽量パーツをふんだんに使用して1台作りあげました。
その価格約26000円!※リール代別
内訳は軽量スプール、軽量レベルワインド、超高回転ベアリング、軽量ベアリング入りコグホイール、そしてピカチューン。
ミドルクラスのリールが1台買える価格!
ちなみに8割以上が部品代でウチはピカチューンくらいデス。(笑)
流石に高すぎると思いましたが、1例としてブログに上げたら、その後10台ほど同じ注文が来ました。(汗)
丸形アンバサダーのチューニングで最も効果が高いのがレベルワインドにベアリングを組みつける事。
ぢつはコレだけで劇的に回転が変わります。
逆にコグホイールは変えてもソレほど変わりがありません。(笑)
このパーツも社外品が売られているのですが、ウチはアウターチューブの内側を削ってベアリングを組み込みます。
理由は精度の違い。
市販品はベアリングの受け部分の径が大きく、隙間がスカスカで逆さまにするとベアリングが落ちてしまいマス。
ウチは0.01ミリ単位で削るので、逆さまにしてもベアリングは落ちません。
この隙間が有るか無いかでも飛距離は変わります。
隙間があると余計な振動が出てしまいますから。
よく、この部分に何もせず、軽量パーツだけ組み込んだリールを見かけますが、やはり回転は全然ダメです。
逆にレベルワインドにベアリングを組み込みさえすれば、他のパーツがノーマルでもかなりの高回転を得られます。