10代の頃、将来はバスプロになろうと思ってました。
結局、プロの直前まで行って、賞金で食っていけないことに気づき、一気に覚めてしまいました。
仮になっていても才能はなかったので早々と廃業していたと思います。
当時は少ない資料を漁り、足りない説明を自分で埋めていました。
今のように情報が溢れていませんでしたから、釣り方というのは殆ど自分で考えます。
そのうち、バス専門の雑誌等が出始め、それらを読んで実践しました。
ところが、書いてある通りにやっても釣れないんです。
理由はテクニックを身につけても状況が合っていなかった。
今思えば当たり前なんですが当時はそれが分からず、他人の言うことはあてにならね~!!と、思ったもんです。(笑)
で、仕方なしに自分で色々と工夫をする方へ向かいました。
例えば、クランクなどで、ストップ&ゴー!!
巻いては止め、止めては巻く。
これはかなり昔からありました。
このストップ&ゴーは今でも十分通用します。
しかし、引きながら時々軽くジャークを入れると言うのを思いつき、やってみると面白いように釣れました。
テクニック名は、”崩し”バランスをわざと崩させるのでこの名前です、今だと”任意の千鳥アクション”です。(笑)
このアクションを思いついたのが20年以上前。
それ以降、バスプロのテクニックは参考程度にして、オリジナル技の研究に没頭しました。
ところが、当時の友人の一人、ロリ君。
ロリ君はプロが考えたテクニックこそ本物と思い込んでました。
私は考えたテクニックなど見向きもしない。
いくら私が釣果を上げても信用しないんです。
常に”何かの間違い!!”
それは私と対戦して33対1でボロ負けするまで続きました。
なかなか頑固でした。(笑)