
スピニングタックルって軽量モノを使いやすいため、最近はほとんどがライトリグ専用になっています。
よって、バス用のスピニングロッドで固いものは殆ど存在しなくなりました。
スピニングタックルでライトリグを使うようになったのは、スライダーワームが流行りだした80年代中頃。
それまではワームというとヘビータックルで使用するものでした。
ウイードレス性能の高さからカバー周りを釣ることが多く、太いラインと強いタックルが条件でした。
よって、使用タックルはより太いラインが巻け、巻き上げの強いベイトタックルが主流。
一方、スピニングタックルは軽量ものを使うのに適しており、軽いミノーなどのベイトでキャストし辛い物に使用。
更に、ベイトよりも扱いが簡単なため、初心者の入門用という位置づけでもありました。
もう1つ、スピニングリールはベイトリールに比べて安かった。
昔はベイトリールが高価で、安いものでも7000円くらいしました。
一方、スピニングリールは2、3000円くらいでそれなりのモノが入手できました。
当時のガキはお金がありませんから、スピニングタックルに黄色いナイロンラインの2~3号を巻いていろんなルアーを使いました。
トップからクランクやスピナーベイト、果てはワームのテキサスリグまで。
最近のスピニングタックルの先には、ライトリグ以外見かけないのも少し寂しい気がします。