ぢつはウチはコグホイールの加工をボール盤で行います。
直径7ミリのボールベアリングを入れる穴を、直径6・9ミリのエンドミルと言うドリルを使って空けます。
穴はボール盤という原始的な機械で空けるのですが、ココで問題となるのが穴の中心をどうやって見つけるか?
コグホイールの穴とキッチリ真っ直ぐな穴でなければスムーズに回転しません。
少しでもずれると回らなくなります。
0.1ミリの誤差でも回りません。
ピカレスクではコレを目視で行います。
金属の加工に長けた人達は、”絶対に不可能だ”と言います。(笑)
コチラはレベルワインドのアウターチューブ内にボールベアリングを入れる作業。
こちらはルーターで少しずつ削っていきます。
入れるボールベアリングは緩すぎてもキツ過ぎてもダメなんです。
”ヌルッ”とした感じでスムーズに入ることが求められます。
コチラは指の感覚のみで調整します。
ピカレスクの仕事って全て直感がモノを言います!(笑)