2000年を過ぎた頃からバスバブルに陰りが見え始めた。
バス用品が何でも売れた時期は終わり、過剰供給になり始めた。
プレミアだったルアーも価格が下がり始め、入手しやすくなってきた。
徐々にバスから撤退する企業も出てきた。
熱狂というものはいずれは冷めるもの。
いつまでも続くわけがない。
そして、2003年頃には完全に終息を迎えた。
あれだけ求められた道具類が売れない。
道具がダブり始めた。
専門ショップの閉店、撤退、縮小が相次ぎ、時代を牽引したメーカーも倒産。
もはやマンネリ化したバス釣りに見切りをつける者、他の釣りに宗旨替えする者、釣り自体を辞めてしまう者。
離脱者が相次ぎ、バス人口は急速に減っていった。
残ったのは荒廃した釣り場と、釣り禁止の場所、心底バス釣りが好きな人。
一時期、会場に人が溢れていたトーナメントにも影響が出てきた。
バスバブル時代、会員が殺到したバスプロ協会。
当時、会費でホテルまで建てたとか囁かれました。(笑)
こちらも業界としてマナーの徹底が出来なかった。
トーナメントに関するルールは教えても、釣りの基本的なマナーは教えていない。
実際、会員のステッカーを車に貼った人間が、釣り禁止の場所で堂々と釣りをしてるのを見ました。
一気に増えすぎた会員を管理出来なかったのか?
出来ないのであれば増やすことはしない方がイイ。
まあ、バスバブル崩壊と共に、会員が激減したと聞きます。
トーナメントはバス釣りの衰退が会員数にモロ影響してきます。
10年後も運営できているか・・・・・・
to be continued