50年代にアブがセントリフューガル方式のブレーキを開発しました。
今で言う自動遠心ブレーキです。
それから数十年経ってダイワが世界初の磁石による、電磁誘導式ブレーキシステムを発表します。
がしかし、磁石を使ったブレーキシステムは60年代にすでにアメリカで実用化されておりました。
ブリストル/エレクトロマチックと言うダイレクトリールがそれです。
ちゃんと外部からブレーキの調整が行えました。
マイナーなリールだったのでダイワは気付かなかったんでしょうか?
いささか勇み足ではありますが。
マグネットブレーキの利点は天候の影響を受けづらいこと。
遠心ブレーキはブレーキ部分が水に濡れるとブレーキ力が下がりバックラッシュの危険性があがります。
ただし、常にブレーキ力が働いている状態なので、飛距離では遠心ブレーキに適わないと言われています。
ただ、現在のマグネットブレーキは回転に応じてブレーキ力の制御が、ある程度可能になっています。
トーナメントキャスターの多くは遠心ブレーキのリールをよく使用するそうですが、希にマグネットブレーキの人もおります。
曰く、”会心の一撃”が出るのはマグネットブレーキなのだそうです。(笑)
さて、マグネットか遠心か?
あなたはどっち?