
80年代に日本に輸入されていたクサモンルアー。
輸入代理店はOFTでした。
ちょっとラパラちっくなミノーとスピナーが得意なメーカーでした。
そのクサモンが作っていた極小ジョイントミノーがムツです。
全長5cm程度でフローティング。
小刻みなアクションが如何にも釣れそうな雰囲気を醸し出してました。

問題は、5cmのフローティングミノーのウェイトや比重が、どんだけ軽いかという事です。
ちなみにウェイトは4g程度でして、更にバルサボディのフローティング。
普通ならスピニングかスピンキャストリールの出番です。
がしかし、当時の私はアンバサダー5000Cと、ゼブコのミディアムヘビーロッドを愛用していたので、そのタックルでキャストしていました。
このルアーのおかげで、普通はキャスト不可能と言われるようなモノをキャストするスキルが付いたんです。
よって、軽いスピナーなんかも普通に使ってました。
以来、通常のベイトタックルでどれくらい軽いものをキャストできるかという質問に、”3gくらい”と言うようになりました。
未だに3gと言うと常識ハズレと言われますが、そういう人はホントに3gのモノをキャストしたことがないのだと思います。