現在、リールメンテナンスの研修生が1人おります。
今の所、週に１回通ってきている状態。
基本的な技術は一通り身に着けていて、後は経験を積んでいる状態です。
毎回、覚える事があり、それらが糧になります。
とは言ってもウチで教えられる事など、そう多くない。
自分も通ってきた道であるし、結局最後に必要なのは思い切り。
オーバーホールの様に定型の作業はそう難しくない。
難しいのはやはりメーカーが対応を終えたリールの修理依頼。
パーツ交換が必要な場合、パーツの確保に奔走する羽目になります。
代替品があるとしても、ソコにたどり着くまで時間が掛かる。
更にパーツが収まるように加工する事も。
そういう部分は勘と技術と経験がモノを言う。
勿論、初めて行う作業が多い。
それら技術を身に着けて将来は独立。
独立すればプロとなり、言い訳は許されなくなる。
人間だから一か八かの作業は失敗する事もある。
そんな時のフォロー技術も必要。
どうしても無理な事は引き受けない。
無理なモノは無理だから。
それでもダメ元でやって欲しいとお願いされる事も。
もし、ダメだった場合はどれだけ手間と時間が掛かっても作業代金は頂かない。
面倒なら最初から断れば良いだけ。
そういう事も含めてプロとは何たるかを教えて行きます。
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