相次ぐ輸送費の値上げでロッドのマルチピース化が急激に進みました。
特にワンピースが中心だったバスロッドはマルチピース化が一気に進みました。
ハイエンドモデルはワンピースが主流でしたが、ハイエンドにもマルチピースの物が登場し始めています。
昔は2ピースロッドの多くが安物でした。
ぢつはコレも輸送費の問題でした。
安物ロッドに高い送料は掛けられないですからね。
しかし、当時の安物2ピースロッドの多くは継ぎ目処理が粗く、軋むモノやまともに継げないモノもありました。
初期の竿は継ぎ目に金属製のフェルールが使用されており、ハイグレードのフライロッドなども金属製フェルールでした。
理由としてすり合わせ技術の稚拙さや強度の問題でした。
その辺りを一気に解決したのがフェンウィック。
フェラライトフェルール(逆印籠継ぎ)によって一気に継ぎ目の精度が上がりました。
日本でのマルチピース化はわりと最近の話ですが、アメリカではもっと前からマルチピースのロッドが多くありました。
マルチピース化の理由は日本とは違いますが輸送に関してデス。
あちらは、小型機やヘリコプターで釣り場に行くのが割と普通なんです。
国土が広いのと釣り場まで道路が無いなんて事も。
その為、大きな物や長物が積めないと言う理由からマルチピースが必要になります。
しかし、真逆の9~10フィートのワンピースロッドなる物もあるそうです。
作るのも大変そうですが、その辺りは流石アメリカです。(笑)
しかし、どうやって運ぶのか?
あちらでは普通に車載します。
アメリカンのバンってデカいんです。
10フィートくらいのロッドなら軽く車内に積めるデカさです。
ちなみに画像のバンはまだ小さい方デス。(笑)
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