キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

修理屋の独り言。

海水で使うリールのメンテナンスで重要なのは普段の水洗いです。

しかし、間違った洗い方や雑な洗い方の人も多く、数年使えば高確率で何処かしら傷んでいます。

しかし、本当に丁寧に洗っているリールはかなりの年数が経過していても傷みが少ない。

それこそ10年以上使用していても、錆も無ければ塩分も残っていない。

そう言う人たちにどうやっているのか聞くと、やはり毎回念入りに水洗いを行い、乾燥させてから必要か所に注油しているようです。

 

私もよく水洗いのやり方を尋ねられますが、答えは「最低1分間シャワーで全体に水を掛ける事」と答えます。

1分と聞くと短いようですが、実際に洗ってみると長いんです。

殆どの人が1分間どころか30秒も洗っていないと思います。

 

 

あと、何度も記事にしているんですが、リールを洗う際はドラグを締めない事。

釣りの最中はドラグを目いっぱい締めていないので、ドラグ内部に水が入りやすい。

そして、水が入っていてもお構いなしに、ドラグを締めて水洗い。

海水をドラグ内部に閉じ込めているんです。

結果として画像のようにドラグ内部に塩分が蓄積してしまいます。

 

毎回ぢゃなくても良いのでスプールを外して水で軽くゆすぐ。

コレだけで塩分の蓄積を防げる。

そんな事したらドラググリス流れないのか?

ドラググリスが水で流れる事があれば、ドラググリスが水に溶けなければならない。

グリスが水に溶けるのか?

小学生の理科の話です。

そう言う事を大人が理解していないんです。┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

お湯で洗ったらダメなんぢゃあ?

一体何度のお湯で洗うつもりなんですかネ?

お湯と言ってもせいぜい40度くらいのもんです。

50度ともなれば熱くて触れない。

その温度でグリスが溶けるのだったら、夏場の車内に道具は置いておけない。

夏場の車内なんて70度に達する。

しかし、溶けたグリスが車内に漏れて大惨事なんて事はないですよね?

 

ドラググリスは流れなくても、少しずつ減少していくもんです。

その時は?

ドラググリスを足してやれば良いだけ。

ガス欠になれば給油するのと同じです。(笑)

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