10代の頃、周囲でタバコを吸わなかったのは自分だけでした。
殆どのタバコを吸う連中って10代で始めるのが当たり前。
最初はカッコつけるために吸い始めて、終いに止められなくなる。
私はタバコ代がもったいなくて、そんなものより釣りに使っていました。
ある意味、タバコよりタチが悪いモノです。(笑)
王道がマイルドセヴンで、他にハイライトやホープ、渋いトコロでは缶入りのピースなんかも居ました。
更にお金のない連中はゴールデンバットやエコーを吸っていました。
トコロが、他の人間と違うモノを求めて奇怪なモノに手を出すヤツらも。
インドネシア産のガラム。
サーファーの人達にはお馴染みの銘柄です。
匂いが甘ったるくてタバコぢゃないみたい。
フィルターにも甘みが付いているとか?
ただ、その独特の匂いの煙は、普通のタバコを嗜んでいる連中には煙たがられていました。
JPS。
英国のタバコでヂョン・プレイヤー・スペシャル。
歴史は古く、第2次大戦中の北アフリカ戦線にて英国軍で吸われていた物が、攻防により頻繁に倉庫の持ち主が変わり、ロンメル軍(エルヴィン・ヨハネス・ヲイゲン・ロンメル)に戦利品として珍重されたそうです。
真っ黒なボックスに金色の文字でJPS。
見た目がカッコよいので、ソレだけの理由で吸っているヤツが居ました。
当時はF1チームのスポンサーにもなっていて、日本ではホンダのイヴ・パックスにJPSカラーがありました。
ただ、コレに乗っていたやつは居なかったデスネ。
実車を見かけたのも数回です。(笑)
ゴロワーヅ。
フランスのタバコ。
コレも当時F1やモトGPのスポンサーになっていました。
ゴロワーヅと言えばこの人、ヤマハYZR500を駆るフランス人ライダークリスチャン・サロン。
当時、ヤマハのレーサーレプリカにゴロワーヅカラーがよく有りました。
ゴロワーヅ吸っていたヤツも、ゴロワーヅカラーのFZRに乗っていましたね。
ゴロワーヅのライダーをもう一人、ヂャン・フィリップ・ルヂア。
肘にバンクセンサー付けた最初のライダーです。
最後に見た目がヤベェ、インドのビティと言うタバコ。
どう見てもタバコと言うよりアレです。
コレ吸っていたヤツは職質で持ち物検査の際に、タバコと信じてもらえずに署に連れていかれてました。(笑)
煙はタバコと言うより、落ち葉を焼いたような匂いがしました。
火持ちが悪く、スグに火が消えるのが特徴です。
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