80年代のルアー雑誌を見ていると、リアルミノーでトラウトを釣る記事がやたらと出てました。
関東の芦ノ湖や本栖湖、九州の池田湖や御池など、主に自然湖のブラウンやレインボーです。
何故か誰もかれも、リールがカーヂナル4だったのが謎でした。(笑)
70cmオーバーの鼻曲がりブラウンやら、ぶっといレインボーを持った写真に憧れたもんです。
ただ、私の住む近くにそれらを釣る湖は存在せず、いつかは!と、思いながら未だに果たせてません。
70年代にハンクルが登場して、80年代は数多くのフォロワーが登場します。
80年代中頃は空前のリアルミノーブームが起きて、この頃にハンドメイドルアー作りが急速に発展しました。
塗料やコーティング剤の質が一気に向上します。
私もソコに参入するワケですが、当時のルアー作りの本には肝心な事が書かれてませんでした。
色止め。
塗装してその上からドブ浸けコーティングをすると、塗料が流れてしまうんです。
塗料を変えたりもしましたが、ソレでも流れてしまう。
友人たちと何度も試行錯誤しましたが、どうしても塗装を固定できない。
周囲が諦めムードの中、ようやくコーティング剤を薄めて吹き付ける色止め方法を思いつきました。
今では当たり前ですが、当時はその方法すら謎だったんです。
で、中学生でプロのリアルミノービルダーになります。
地元の釣具店で販売してもらってました。
今では絶対にアウトですが、ムラ〇ミノーやハン〇ルのコピーも作ってました。🤐
そして、遂にウッドベイトが登場します。
コピーしようにも当時としては画期的な立体的な顔などはとても真似できる代物ぢゃなかったですね。
限界を感じて2年で廃業となりました。(笑)