ラパラは70年代に日本に入ってきました。
ソレまであったミノーと全く違うリアルさと泳ぎ。
瞬く間にルアー釣り師達に浸透して、”ラパラさえあれば他は必要なし”と言わしめました。
最初はバスよりもトラウトで威力を発揮しました。
それまでスプーンで釣られていた、大型のブラウンやレインボーを次々と仕留め名声を不動のモノに。
同時にラパラを超えろ!!
と、意気込むハンドメイドビルダーも存在しました。
国産のミノーがラパラに肉薄したのは70年代後半でした。
ラパラを解体して構造を調べ、リアルな造形と泳ぎを追求して出来たのが泉和磨氏のハンクルでした。!
外観のリアルさそして、ウェイトの位置を徹底的に研究して完成した泳ぎ。
ただ、残念な事にハンクルはハンドメイドによる少量生産に過ぎず、流通量は限られました。
更に価格もネックに。
最初にハンクルを流通させたのはアングルでした。
その価格4500円。
ラパラが1500円程度でしたから3倍です。
量産型のリアル系ミノーが登場するのは82年頃。
タックルハウスからツインクルが発売されます。
価格も2000円台とラパラより割高でしたが、量産型ハンドメイドミノーと言う品質であれば納得の価格でした。
と、同時にハンドメイドミノーブームが起こりマス。
リアルミノービルダーが大勢現れるのもこの頃デス。
コレを機に各社からリアル系ハンドメイドミノーが発売されます。
ラパラを超えたと思われる完成度の物も登場します。
ただ、リアルミノーブームが去るとまたラパラが復権し始めます。
やはりラパラは強し!デス。
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