
70年代から80年代前半に売られていたフェンウイックの傑作FC38。
トップウォーター用の竿として有名なんですが、元々はアキュラシー競技用の竿を釣りで使う仕様にしたもの。

グラス製の2ピースロッドでスローテーパー。
~3/8オンス前後のモノをキャストしやすく作られていますが。1/2オンス程度でも全く問題なくキャスト可能です。
恐ろしいのはそのキャストの正確さ。
15~20mくらいの距離で、3/8オンス程度のモノが恐ろしく正確にキャストが可能。
ブランクが左右に全くブレない。
後は距離感ですが、グラスのスローテーパーはキャスト物の飛行速度が遅く、目で追えるため調整が非常にやりやすい。
コンクリートの壁を狙えばルアーは壁に当たらず、着水の水しぶきのみ壁に掛かります。
それくらいのコントロールが可能です。
私の手持ちはいわゆる、金帯グリップと呼ばれる80年代前半の物。
これに2500Cを乗せています。
バランスも恐ろしいほど良いです。

もう1本はGFC38。
FC38のグラファイトバーヂョン。
持った感ぢはグラファイトゆえ軽めです。
ただ、使用感はグラスのFC38とあまり変わりません。
フェンウイックも異素材でよくコレだけ似た物を作ったなと。(汗)
となるとですが、どっちかはいらないんちゃあ・・・???(笑)