アンバサダーを買ったまでは良かったのですが、ロッドにまでお金が回らづ、オリムピックのフレンドキャスト165やスーパーパルサーFB55M/Cを使っていました。
ソレはソレで悪くなかったのですが、やはりロッドもそれなりの物が欲しい。
当時はバスロッドの最高峰としてスーパーストライクとフェンウイックがありました。
ちなみにどちらも近所の釣具店では売ってません。
購入できるのはフィッシングサロン心斎橋デした。
ただ、どちらも手が届きそうなのはグラスモデルでして、それでも2万円弱。
グラファイトモデルは恐ろしく高価で3万円以上。
必然的にグラス製のモデルしか選択肢がありません。
当時、フィッシングサロン心斎橋ではカタログをよく貰えたので、購入までずっとカタログを眺めていました。(笑)
結局、決めきれず、お店に行って直接見てから購入すると言う事に。
ホントにフィッシングサロン心斎橋に行くだけでワクワクでした。
お店の中は宝箱。
無数のルアーがあって、お店の真ん中にはロッドが吊り下げられていました。
ロッドを見るより、値札を先に見ていくと言う作業。(笑)
ただ、それでも一つだけ拘ったのが6フィートと言う長さ。
当時はバスのベイトロッドと言えば5.6フィートか6フィートの2択が多かったんです。※この頃はシングルハンドが多かったので、ブランクの長さでは現在の6.6フィートから7フィートと変わらなかった。
ぢゃあ、短いよりは長い方でという事に。
そして、ロッドを持ってティップを天井に付けて曲げる。
ツウっぽい作業です。(笑)
こんなことしても固いか柔らかいかなんて、経験がなさ過ぎて解らないンデスよね。
それでも、高価なロッドを選ぶわけですから必死です。
その中で1本、曲がり方がキレイなロッド見つけました。
ソレが伝説の名竿、FC-60でした。
トップ用の名竿ですが、あまり大きくないクランクやスピナベなんかも使えました。
後年、吉田幸二がスピナーベイト用として紹介するのは、この時知る由もない。
しかし、このフェンウイックのおかげでキャスト技術が向上していきます。
その後、オーバーハングの木の下を狙う際に、葉っぱにカスらせてギリギリに着水させる、「葉落とし」や、水面で一度跳ねさせて更に奥へ落とす「バウンドキャスト」が完成します。※石でやる水切りの要領です。
今までに1000本を超えるバスロッドを使いましたが、キャストの正確さに於いて、フェンウイックFC-38とFC-60を超えるロッドが未だに出てこないのが不思議です。
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