ベイトリールなんて高根の花でしたから、スピンキャストリール(クローヅドフェイス)を使っている人も多かったです。
当時は大手メーカーだけでなく小規模のリールメーカーもあって、安くて粗悪な物がいっぱいありました。(笑)
特にスピンキャストリールは無名メーカーの物が1000円くらいでゴロゴロあって色々と選べた時代でした。
ボール紙の箱に緩衝材もない状態で売られていました。
取説なんて入っていない事も多く、箱の横に簡単な説明が書いてあるのみ。
名前もスピンカースティングリール!です。(笑)
ただ、驚く事にそれらはMADE IN JAPANでした。
「釣り入門」なる本が結構あって、色んな釣りのやり方や道具が書かれていました。
投げ釣り、磯釣り、波止釣り、ボート釣り、渓流、河川、湖、ルアー釣りとかなり大雑把。
対象魚なんかもめっちゃ適当。
例えばボート釣り。
確かに釣れない事はないデスが、仕掛けとか釣り方とかもホントに適当。(汗)
ルアー釣りもまあ適当で、著者がどの程度やりこんでいるのか不明。
ルアーをルワーと書かれていたり、スピナーをスピンナー、シンキングをシキング。
ですから、ラパラをラパラフィンランドと言う名前だと勘違いしていた人が多数いました。(笑)
この頃の本にツッコミ出すとキリがないのですが、微笑ましく楽しい時代でした。