パーミングタイプの丸形アンバサダーは現在も販売中です。
ただし、このタイプにもオールド物は存在します。
登場は1978年頃。
そして、オールド型の最終は1984年途中まで。
内部機構が変化するのが1984年の途中からと言うのが理由です。
左側のキャストコントロールノブが省略されて、全体的に丸くなり随分雰囲気が変わりました。
とは言え、材質が変わって軽量化されたとかそんなことは無く、単に使用時のパーミングがやりやすい形状に変化しただけでした。
変更点はカップとスプール、それから遠心ブレーキです。
キャスコンノブが右側だけになり調整が少しやり難くなりましたが、そんなに頻繁に調整し直す事もないので特に不自由はなし。
キャスコンノブの変更により、スプール軸の長さが若干変化してます。
それからブレーキブロックも脱落しにくタイプになりました。
見た目からオールドに分類されにくいと言う扱いを受けておりますが、製造期間が5年ちょっと数は決して多くないはずです。
オールドにしては高年式で耐久性にも問題なしなので、個人的にもっと評価されてもいいリールだと思ってマス。