人生のほとんどの期間を釣りで過ごしました。
物心ついたころには竿を握っていました。
最初はのべ竿で近所の波止で根魚を狙っていました。
そしてリールを使う釣りを覚えて、投げ釣りに没頭。
その間にサビキやら太刀魚釣り、ハネ(スズキ・フッコクラス)、フナ、鯉・・・・そしてルアーの釣りに出会った。
エサを使わない釣りは非常に魅力的で、”なんでこんな物に魚が食いつくのか?”不思議でならなかった。
そして理由は今でも判らない。
解っているつもりだけど、判らない。
数限りない人たちが研究して、膨大な研究資料を出していても全て”仮説”にすぎない。
本当の所は魚に聞くほかない。
生物の分野を研究して、全て把握できた生き物など居ない。
人間ですら解明されていない未知の部分の方が多い。
ハエがなぜ飛べるのかも解っていないんです。
ルアーに限らず、何故、食いつくのかの理由を説明できているのは、”可能性”
”食いつく可能性が高い”からに過ぎない。
食いつく理由が解明されれば、100匹に100回、100%食いつかせられるはず。
3日間飲まず食わずの人間100人に水を与えたら間違いなく100人とも飲む。
飲む理由が判っているから。
人類が釣りを始めて1万年らしいです。
未だに釣れただの、釣れなかっただと言っているんです。
1万年経っても解明されていない、”食いつくメカニズム”
将来解明されるときが来るんですかね?