ベイトリールではアンバサダーが好きです。
学生時代にバイト代を全部突っ込んでようやく買った憧れのリールでした。
以来、形を変えながらもずっと手元にあり続けています。
社会人になってバスプロになろうと思い、色々とタックルを揃えました。
ところがトーナメンターにアンバサダーを持っている人が少ない。
更にオールドタイプの丸型なんて誰も使っちゃいない。
そもそもオールドタイプのアンバサダーなんてトーナメント向きじゃない!
更に追い討ちをかけたのがロッド。
ロープロタイプのリール用に作られたロッドに、大きな丸いアンバサダーは似合わない。
重量バランスもかなり悪い。
しかし、アンバサダーが使いたいので妥協してマグネットタイプのウルトラマグを使った。
コレならトーナメント仕様のロッドにもある程度合わせられた。
そのうち、フェニックスのロッドが日本を席巻し始めた。
当時、イチバン安いモデルが39000円!※エクスキャリバー/ボビー・ガーランドだったと思います。
この高価なロッドを一躍有名にしたのが田辺哲男。
しかし、もう1人アメリカのバスプロが居た。
ドン・アイビーノ。
ドゥードゥリングというライトテキサスリグをベイトタックルで使っていたのだが、このときのリールがなんとアンバサダー4600C!※独自の改造を施したカスタムタイプ。
コレはいけるのでは?
と思って、何とか中古でフェニックスのロッドを購入。※エクスキャリバー55M2、当時20000円!
5500Cの乗せてみるとかなりバランスが良い。
しかもこのロッドはかなりオールラウンドに使えた。
何かの雑誌で今は亡き、則弘祐御大も同じセットを使っていたのが嬉しかった。