トーナメント志向のロッドは80年代半ばから登場します。
その殆どはアメリカンロッド。
フェニックスやGルーミス、オールスター、ルーミスエクセロン、フェンウイックもアイアンホークやボロンXでトーナメント寄りの製品を発売します。
日本製ではウエダがプロ4と言う、いかにもトーナメント向けのグレードを発売、エビスフィッシングのミスタードンワークスなど徐々にトーナメント志向のロッドが増えていきます。
とは言え、80年代はまだまだアメリカ製品の方が優れていて、特に衝撃的だったのがIM6という高弾性カーボンとボロンを用いたフェニックス。
IM6は30トン圧縮カーボンと言う高弾性カーボンが売り。
とは言え、ソレまでのカーボンは何トンだったのか判りませんでしたケド。(笑)
ちなみに現在は50トンカーボンですら存在します。
このフェニックス、登場が80年代半ば頃。
30年経過している、れっきとしたオールドタックルですが完成度は高く、一部は現代でも通用します。
コイツをオールドタックルとして使用する。
少々重いですがバランスを取ってやれば全く問題なし。
当時はコイツにアンバサダー3500Cか4600Cを乗せて使用するのがトレンドでした。
このロッドを一躍有名にした、ドン・アイビーノがソレらを使用していたんです。
更にドン・アイビーノはアンバサダーのチューニングにも長けており、一時期、ドン・アイビーノチューンのアンバサダーが売られていました。
ただ、リール屋の目から見る限り、どうも胡散臭いリールばかりなんですよ。(笑)