珍しく画像なしの記事です。( ̄ー ̄)ニヤリ
90年代後半、日本中を巻き込んだ空前のバスブームが起こりマス。
60年代後半から70年代に第1次ルアーブームが始まり、80年代に大2次ルアーブームが起こりマス。
そして90年代の第3次ルアーブーム。
後に大惨事ルアーブームと呼ばれる事になります。
事の発端は某男性アイドルの趣味発言。
そこから一気に連鎖反応が起こり、一般人から芸能人の老若男女問わずバス釣りに興じる事に。
TVでも芸能人によるバス釣りの模様が放映されたりしていました。
バス用品を作れば売れる時代だったので異業種からの参入も多く、個人のバス用品店も乱立。
しかし、その中でもプレミア的な人気を誇ったメーカーが何社かありました。
中でもトップに君臨したのがメガ〇ス。
同社のルアーが1個入っただけの5万円の福袋目当てに徹夜の行列が出来、単体での販売価格は1500円程度のモノが3万円なんて事も。
更に限定モデルともなれば10万円超えもありました。
グリホン、ジャイアンとグッドX、取り付くダーターという名前を憶えている方も多いかと。
そーいえば、一時期、反社会的勢力のシノギになっていた事も。
連中が雑誌に広告を載せて、通販を行なっていた事もあったようです。
とにかく、社長のセールストークの上手さが拍車を掛けましたし、愛用者の釣り上手素人が良く宣伝をしてくれたので人気爆発!!
ルアーだけでなくロッドやその他のグッヅ類までプレミア価格になっていました。
そんなメ〇バスでしたが、実際使ってみると「あれっ?」となる事が多く、普通に入手出来たラッキー〇ラフトの方がよく釣れました。
その現象は私だけかと思いましたが、周囲に聞いても同じ答えが。
見た目が変にリアルで目を引くデザインだった為、人気の方が先行してしまい、実力以上の人気になってしまったかと。
高価なプレミア価格のルアーなど使えるハヅも無く、自宅に保管やタックルの肥やしになっていて、実際に使用されずコレクション的に売買されていた為、本来の目的である魚を釣ると言う事が疎かにされていたんです。
で、ブームが去ると共に使われはじめましたが、他にいくらでも釣れるルアーがあったため、特別なルアーと言う位置から転落。
更にプレミア価格の時代に在庫を隠していた連中が市場に放出した為、価格崩壊が起きてしまいました。
中古釣具店にパッケージ入りのモノが大量に売られていましたが、あまりに多すぎて涙も出ないような価格で引き取られたそうです。
当然、新製品を出すも売れづ、コアなファン層が僅かながら買い支えている状態。
そう言う状態になるとだいたい、「ナンヂャこりゃ??」みたいなヘンテコ物を出してきますが、当然売れません。
実力以上の人気が出てしまったアイドルが後に苦労するパターンと同じです。(笑)
次回、コラボするメーカーを間違えた?!に続きます。
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