
最近、多いのがメーカーメンテナンスの尻ぬぐい。
お客さんがメーカーメンテナンスに出して、返却されたリールの仕上がりに満足いかない事があります。
返却された釣具店でハンドル回して・・・・??なんか変?となるようです。
ソコで、店員に触ってもらうと、「こんなもんでしょ?」と言われます。
更に、「これ以上はメーカーでも出来ないと思いますよ」とダメ押しされます。
で、泣く泣くウチに持ち込んで来ます。(´;ω;`)ウゥゥ
ハンドルを回すと、やはり違和感と重さを感じます。

オーバーホールはすでに行われているので、私がやるのはパーツのすり合わせ。
まづ、パーツをひとつズつ点検します。
ギアの噛み合わせ調整。
ベアリングの回転を見て、更に指で触れて違和感がないか確かめます。
ペーパーでパーツを研磨したり、シムの調整、ネジの締めつけ具合を変えます。
グリスは量を見ながら塗ります。
コレだけで劇的に変わる事も多いです。
昨日のお客さんは、「私が言いたかったことが全て解決された!」と絶賛してくれました。
こう言うのって、細かい上に手間が掛かるので、なかなかメーカーでは出来ないんでしょうね。
ちなみに費用はメーカーの半額以下です。(´;ω;`)ウゥゥ