ウチは料金系統はなるべく抑えるようにしています。
1台あたりの上限は1万円。
お客さんの希望がない限り、ココを超えないように作業料金を請求します。
それが安いか高いかはお客さんが判断すること。
ウチはこの仕事で生計を立てているので、生活に支障が出ない程度の金額設定にしています。
あまり余裕はありませんが、かと言って生活が苦しいほど逼迫している訳ではなく、トンカツ定食を好きな時に食べられる程度の生活水準です。
よく、どこも直せなかった、修理を断られた物が持ち込まれます。
ウチは基本的に仕事を殆ど断らないので、そういう仕事が比較的多いんです。
で、そんなリールのほとんどは修理可能です。
実際、直せなかったモノは滅多にないです。
ぢゃあ、直せなかったと言うのは嘘なのか?
実際、その人の技量が限界だったり、最初から無理と諦めている場合もあるかと思います。
ウチは、”とりあえずやってみる”と言う経営方針です。
やって無理ならごめんなさいです。(笑)
案外、やってみたら簡単に直ったことも多いです。
極端な話、5分と掛からずに直ることもあります。
難しいのがその時の請求。
ウチは最低300円は頂戴します。
”そんな簡単に直せたのにお金取るのか?”という人も居るかもしれません。
しかし、プロに仕事をさせたのですから料金が発生するのは当たり前かと。
グタグタ言ったところで、持ち込んできた人は少なくとも自分では手には負えなかった訳です。
簡単に直せたからタダにしろと言うのはムシが良すぎますね。
その簡単な事をその人は知らなかった訳です。
そ〜言うのをコロンブスの卵と言います。
少なくともウチでそういう事を言ったお客さんは今まで居ませんが、他所では時々居ると聞きます。