80年代の初め頃に登場したシマノ/MLX200です。
スピニングリールにワンハンドキャスト機構を取り付けた画期的なリールです。
ただ、その割にあまり話題にならず、消えてしまいました。
ところがこのリールが消えた80年代中頃、各社がワンハンドキャスト機構付きのスピニングリールを発売しちゃうと言う皮肉が現象が起きます。(笑)
ベイルの横についたレバーをラインと一緒に指で引くとベイルが起きます。
更にすごいのはハンドルを僅かに戻すと、指の位置に必ずレバーが来るように設計されていました。
ただその為、ストッパーの数が異常に少なく、ハンドル1回転で2箇所しかストッパーが効きません。
今の瞬間ストッパーに慣れた人には相容れない感覚だと思います。
まだ、音響仕様が主流だった時代にサイレントストッパーを採用したり、かなりの意欲作でしたが商業的には失敗だったと思います。
故にタマ数が異常に少なく、幻に近い存在です。
以前、何処かの雑誌でシマノのスピニングリール史を企画した際、唯一見つからなかったリールだと書かれておりました。
まあ、マイナー過ぎて見つけても高額な事は、ありえないですが。(笑)
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