商売の基本は安く仕入れて高く売ること。
その差が大きければ大きいほど利益は大きいです。
リサイクルの店に物を売って、後日売った商品を見たら買取額の1000倍の値段で売られていた。
なんてことがよくあります。
そのことをお店に文句言っても、”あの時、あの金額で納得して売りましたよね?”と言われておしまい。
法的にも何も問題はありません。
店側も、”この値段で買わせて頂いて、この価格で売ります!”と言うようなことを明かす必要はありません。
要するに、その物の価値を知らなかった人間が悪いんです。
以前、某リサイクル系釣具店に古い投げ竿を売りに来たジー様が居ました。
全部で5本くらいあってジー様は、!もうあまり釣りに行けないから売りに来た!”
と話していました。
査定が終わって、店側が出した金額は3・・・・・・0円
じー様は間違いじゃないかと何度も見直していました。
金額の事を店員に問い詰めると、”古いものだからこの金額しか出せません!”と。
じー様は売らずに怒って帰って行きました。
その投げ竿は”日本号”と呼ばれる名竿。
40年くらい前の竿ですが、未だにマニアがいて、結構な値段で取引されている。
それを査定した店員が知らない訳がない。
以前、その店に、”伝説の投げ竿日本号!”と書いて2万円で売られていたのを目撃している。
せめて1本1000円で買い取ってやってもイイのでは?
5本で30円なんて、1本10円にもなっていない。
そこまで買い叩こうとする○ッ○ル○リーに寒気を覚えました。
ああいう所に売って、買取金額に納得した人の方が少ないです。
ちなみに私はというと、当時の価格や人気度、現在のだいたいの相場などすべて頭に入っております。
子供の頃から教科書を見ずに釣具カタログばかり見ていたので、30年分くらいのカタログの内容をほぼ暗記しております。
騙されようと思っていても、つい気づいちゃうんですね!(笑)