リールのネジには大きく分けて2種類あります。
プラスとかマイナスではなく留める場所によるネジの違いです。
左が金属部分を留めるネジで、右が樹脂パーツを留めるネジです。
ねじ山の粗さが全く違います。
コレを覚えておくだけでも分解中にネジの位置が判らなくなる事を防げます。
ピカレスクで使うドライバー類。
更に特殊形状のドライバーが加わります。
よく、ネジ頭を潰したという話を聞きますが、原因は2つ。
一つはネジを回す際に押しが足りない事。
ドライバーは回す事よりも押さえるほうに重きを置きます。
7対3くらいで押す力のほうを強くします。
固いネジの場合は9対1くらいで回す事もあります。
もう一つはネジ頭とドライバーのサイズが合っていない事。
画像のように、キッチリ合うドライバーはネジがフィットして落ちないんです。
こういう場合は、ネジ頭よりもドライバーが小さいんです。
この状態で回すとかなりの確立でネジ頭を潰します。
それからネジ頭がプラスとマイナスどちらでも使える物がありますが、固い場合は迷わずマイナスで回すように心がけてください。
最後にドライバーの柄。
必ず大き目の持ちやすい物を選んでください。
よく、精密ドライバーでリールの分解をする人が居ますが、柄が細くて力が入れにくいため、ネジ頭が合っていても潰してしまう事が多いです。