物を買う際に生産国を気にします。
釣具を購入する場合は勿論、JAPAN、USA、SWEDEN、FRANCE、が多いデス。
避けるのはCHINAとKOREAと最近はあまり見かけませんがHONGKONG。
ある程度理由の想像は付くと思いますが品質の問題です。
そりゃJAPANでも粗悪な物もありますし、USAもかなり適当だったりします。
70年代中頃までの日本製リールなんて殆どがダメでした。
それが80年代に入ると海外製品を一気に追い抜いて頂点に立ちました。
仕事柄、リールの内部を嫌と言う程見る事になります。
外観は誤魔化せても内部はそうはいかない。
更に小さなパーツの精度。
例えばネジ1本。
日本製はドライバーの先端で拾えます。
ドライバーの先端はマグネットではなく、ネジもステインレスだったりします。
理由はネジ頭の切込みの精度。
海外製の多くはソレが出来ない。
たかがネジ1本ですがこの差はとてつもなく大きい。
更にアルミの削り。
高価格帯の両軸リールのフレームはワンピースの削り出しが多いデス。
その切削部分の面取り。
JAPAN製は鋭く尖った部分でも先端の面取りをしてあります。
海外製は先端をなでるとザラザラで指が切れる事も。(汗)
金属の削りの技術は日本かスイスの時計産業が世界のトップだと思います。
いずれも小さなことですが、そういう事が出来る出来ないというのは技術面だけは無いんですよね。
性分や人間性にも関係する事です。
こう言う部分は100年経っても縮まらないと思いますよ。
日本ブログ村は下のバナーをクリックしてください!
↓ ↓ ↓