キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

ワンウェイクラッチベアリングの錆び。

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現代のリールの殆どに使用されているのが、ワンウェイクラッチベアリングです。

ハンドルの逆転防止に使われます。

最初にリールに使用したのはダイワで、89年頃でした。

それから30年経過しましたが、基本的な構造は殆ど変わってません。

多くは日本製ですが、海外のリールはドイツ製のモノを使用している事が多いデス。

他にもノーブランドの物も見受けられますが、やはり精度に問題があります。

品質では日本製かドイツ製が良いと思います。

このパーツの欠陥は錆びやすい事。

原因は錆びやすい材質です。

不思議な事に、いつまで経っても改善されません。

特に海水で使用するとかなりの確率で錆びてしまいマス。

水洗いをしようにも、付いている場所がハンドル軸の真ん中あたりと、非常に水洗いが難しい場所です。

その上、オイルやグリスを入れると逆転の原因になるので、基本的には油系は注しません。

更に最近は水洗いの際にドラグを締めるので、余計に錆に拍車を掛けています。

消耗品と割り切れば良いのかも知れませんが、ボールベアリングと比べても取り外しが容易ではなく、専用工具が必要な場合もあります。

未だに対応が難しいパーツの1つです。

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