本当にどーでも良い話なので興味が無ければ飛ばしてください。
ピカレスクを始めたかった理由の話です。
ご存知の通り、ピカレスクでは古いリールの修理をよく行います。
メーカー修理不可能や、パーツ供給が無いなどの理由で他所で断られたモノがよく持ち込まれます。
持ち込まれる理由はそれらのリールをかなりの確率で整備、修理、改造するから。
こう言うスタイルでやっているところってあまり多くないんですね。
私もリール修理業を始める前、かなり前ですが使っていた型落ちのリールを修理に持ち込んで断られた事がありました。
見てくれない、見てくれても修理できないと言われるんです。
私が、”ココをこうやったら直るのでは?”と言っても出来ないと言われました。
自分でリール修理をやるようになって、”ココをこうやったら直る”と言うのを実践してみると案外多くのリールが直りました。
難しくなく単純な事で、出来ないじゃなくて、”面倒だからやらない”だけだったんです。
他が”面倒だからやらない”だけなら、それを自分でやろうと思いました。
実際、やって見て気づいたことは、
”直らないと言われたリールが直って喜ぶお客さんの顔!”
もの凄く喜んでくれて、良い表情をするんです!
そして感謝されます。
コチラは仕事でも、お客さんには感謝してもらえます。
こんな体験、他ではまず出来ません。
勤め人時代には殆ど無かった事。
たかが道具の修理ですが、それが人に感動を与えられる。
ちょっとだけ人を幸せに出来ます。
だから修理代は極力安くします。
もっと多くの人を幸せにしたいから。