リールって傷む箇所はだいたい似てきます。
構造上そうなるのだと思います。
その部分が弱点という事になります。
メンテナンスの際はその分を重点的に見ていきます。
現代のリールに欠かせないボールベアリング。
ボールベアリングは条件が同じなら小さいほど傷みやすい。
特にレベルワインド部は最も損傷が激しい。
この部分のベアリングがやられると回転が重くなったり異音が出たりします。
ただ、露出しているため、メンテナンスの容易な箇所でもあります。
使用して洗浄後に水気を切って、オイルを注してください。
クラッチ。
スプールとピニヲンギアを切り離す部分。
ココのベアリングが錆るとクラッチが切れなくなったり、異音が出てきます。
構造上、水洗いをしても、洗浄水が入りづらいので、かなり念入りに水洗いする必要があります。
なのに海水は入りやすいと言う矛盾した箇所。
歯がゆい。
ハンドル軸の下部ベアリング。
スムーズにハンドルを回すには欠かせない。
この部分はフレームの凹みにベアリングがハマる構造になっている。
構造上、水が浸入するとなかなか抜けない。
ベアリングが錆て外れなくなる事がよくある。
組付け時には凹みにグリスを多めに入れて水の侵入を防ぎます。
この部分はボールベアリングよりも樹脂製のブッシュの方が実用的。
廉価版のリールはこの部分に樹脂製ブッシュが使われている事が多い。
ドラグワッシャー類。
オーバーホール時に汚れや古いオイルをキレイに落としておく。
それだけで効きが全く違ってきます。
ワンウェイクラッチ部もキレイにしておく。
錆が出ている事も多い。
軽い錆ならパーツクリーナーで洗浄して、少しだけオイルを注します。
あまりひどい錆の時は交換です。
ギュイィーン!!
お暇な方は是非、ポチっとよろしくお願いいたします。m(__)m
にほんブログ村ランキング
人気ブログランキング