キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

ヲリムピック/BX-22!

名門ヲリムピックにはフリースプールのベイトリールが殆どない。

最初のフリースプールはヲリムピック3200(ヘドンMarkⅣ)。

次にヲリムピック6600。

コチラをご存じの方は殆ど居ないでしょうね。

次にBX-21、BX-22。

最後はマヂロCX-10でした。

ヲリムピック3200はノックダウン生産品で純粋にヲリムピック制とは言い難い。

ヲリムピック6600はルアー用と言うよりは磯釣りや船からの小物用。

マヂロは安物臭しかしない珍品!

ヲリムピックが最初で最後に本気で作ったのがBXシリーヅでした。

 

 

とは言え、当時はバンタムとファントムが台頭しており、リョービもキャスプロシリーヅで奮闘中!

王者ABUは失速気味でしたが、まだまだ地盤は固い状況でした。

そんな事情の中でBXシリーヅは苦戦を強いられました。

性能は文句なしでしたが、小型化が進む国産ベイトリールの中ではひと回り大きい。

バリエーションも各社が3サイヅ、2グレードあるのに対して、BXは2機種のみ。

それもラインの巻取り量が違うだけ。

更にブラウンと言う渋いカラーも敬遠された理由でした。

ちなみにダイワはファントムSM20、SM15、SM10、SM5、GS15、GS10更にミリヲネアシリーヅまで。

シマノはバンタム100、200,300、100EX、1000。

リョービはキャスプロ5000V、5000、4000。

リョービはバリエーションこそ多くないですが、キャスプロ5000VのTVCMで結構人気がありました。

 

 

結局、余りの人気の無さに叩き売られるようになり、酷いときは数千円でした。

てなワケで、市場に出回った数が非常に少ない。

後に人気が出てぶっ飛ぶような価格高騰が起きます。

しかし、ソレはBX-21の話。

ワイドスプールのBX-22の扱いはBX-21の部品取りと言う立ち位置です。(笑)

そーいや、画像のBX-21は20年ほど前に某中古釣具店で1500円でした。

     お暇な方は是非、ポチっとよろしくお願いいたします。m(__)m  

              にほんブログ村ランキング 

                                                          f:id:minekofujiko:20210912061039p:plain  

               人気ブログランキング