キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

オリムピック/マヂロ。

ヲリムピック最後のベイトリール。

マヂロCX-10です。

もともとヲリムピックはベイトリールの生産に積極的ではなかったンです。

最初は250と300と言うダイレクトリールを発売して、次にヘドンのノックダウン生産のマークⅣ、次にヲリムピック6600、そしてBX-21最後がマヂロ。

バリエーションも乏しくBX-21にワイドのBX-22があるダケ。

シマノ、ダイワ、リョービの各社が次々とベイトリールを発売している中でオリムピックは後塵を拝す事に。

ヲリムピックは日本の釣具メーカーの魁であり、名作リールも輩出しましたが、ベイトリールにだけは縁が無かった。

その最後がマヂロです。

 

80年代中盤のリールですがまだボールベアリング化が遅れていました。

ブレーキは遠心からマグネットになっています。

 

 

基盤部。

樹脂製でフレームと一体成型。

かなりチャチな作りです。

 

ギア類もかなり遅れている感ぢ。

ハンドル軸は基盤に固定されておらず、差し込んであるダケ。

 

 

こうやって見るとまだ見れますね。(笑)

 

ハンドルの回転も今一つ。

奇抜なボディデザイン以外に売りの無いリールでした。

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