アンバサダーXLT1・2speed。
80年代後半、アブガルシアが迷走を始めた頃のリールです。
当時、ベイトリールのギアレシヲ変換期で、超ハイスピードとロースピードの両極端が存在しました。
その中でシマノはマニュアル切り替え式の2スピードリールを発売していました。
元祖2スピードのアブガルシアとしては負ける訳にはいかず、オートマチック2スピードのベイトリールを投入します。
しかし、シマノは2スピードをスグに終了してしまい、アブガルシアの一人相撲の様相を呈します。
しかし、当時はディープクランクのブームで、其方の使い手には重宝されていたようです。
この2スピードの凄いトコロはオートでギアレシヲが切り替わるも、負荷によっての切り替えのタイミングを変えられると言う物。
負荷が大きくなるとハイギアからローギアに自動で切り替わる。
イチイチ切り替えずに済むと言うのは便利だったと思います。
がしかし、ソレは一部のマニア層だけで終わりました。
結果として売れなかった。
もう一つ売れない理由が、リールが重かった。(;'∀')
面白い機構ではありましたが、短命に終わりました。
未だに持ち込まれることはありますが、構造は結構独特で複雑なんです。
それだけに作業して楽しいリールですよ。
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