某社の売りの一つ高耐食ベアリング。
様々な実験を繰り返して、耐久性を証明しています。
海水や酸の液に2週間漬けても錆ない・・・・そうです。
で、実際にはどうか?
ウチに持ち込まれる海で使用しているリールの99%はベアリングに問題が発生している。
問題とはベアリングの回転不良。
殆どが錆であとは内部の摩耗。
実験で耐久性が証明されているはづでは?
ぢつは実験のやり方が間違っているんです。
まづ、リールを使用するのは海水であって酸の液ぢゃない。(笑)
次にリールと言うのは水に漬けて使用するもんぢゃない。
ベアリングが錆る原因は海水が内部に染み込む事によって発生する。
よって、海水に漬かっている訳ではない。
更に使い終われば乾燥させる。
ぢつはこの部分がキモで、濡れて乾いてを繰り返すことで錆が促進する。
錆と言うのは酸素が無いと発生しないんです。
詳しく説明すると、
金属(鉄)の表面に水分が付着すると酸素を吸収します。
すると鉄イオンが溶け出し、酸素と鉄イオンの化合物である酸化鉄が発生します。
酸化鉄とはサビの事。
水辺に鉄の棒などを見かけると水面との境界線辺りが一番サビています。
水中には酸素が少ないので起こる現象です、
ですから、濡れて乾くを繰り返す方が錆は促進しやすい。
メーカー実験のトリック。
中学生程度の化学の知識があれば解る事です。
で、高耐蝕ベアリングって実際どうなの?
普通にサビます。(笑)
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