旧いリールなどでパーツが破損していた場合、交換するパーツの供給が課題になります。
勿論、メーカーに問い合わせても、「すでに無い」の一点張りになります。
そうなるとパーツの供給はほぼ不可能な状態に。
他所でパーツを探すか、中古の同じリールから移植するかです。
しかし、前者は雲をつかむような話で、そう都合よくパーツが見つかる可能性は限りなく低く、実際、後者の方がグンと確率は上がります。
移植と言っても、所詮中古のパーツなので、状態が良いとは言えず、とりあえず使える状態に戻す的な感ぢになってしまいます。
ただ、時々ですが同じ基準で作られている機種もあり、そういうモノを利用する事があります。
多くは廃番になった次の機種のパーツです。
あまり年数が開くと構造や形状が大きく変わるので、合う事は難しくなります。
画像は08キススペシアル。
スプールを上下させる摺動子が割れてしまい、既にパーツ供給の無い機種です。
ソコに登場したのが16年モデルのキススペシアルの摺動子。
普通、8年も間が空くと合わないのですが、キススペシアルの場合は構造とボディ形状が殆ど変わっていない為、一か八かでパーツを取り寄せてみました。
バッチリですナ!
時々、こういう奇跡が起こりマス。
ただし、常にこうなる事は少なく、取り寄せて合わなかったパーツ在庫が山積みです。( ノД`)シクシク…
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