昨日、作業見学の方が来ました。
自分でもリールのオーバーホールをやっていて、ウチのブログを見て仕事としてやってみたくなったそうです。
ちょうど、他のお客さんがおらづ、預かりのリールの作業中だったので、「見学していくと良いですよ」と。
やっていたのはアブガルシアのカーディナル702。
構造が日本の物とは全く異なります。
分解して、汚れを落とし、パーツを一つづつ磨き、筆でまんべんなくグリスを塗って調整しながら組み込みます。
そして、合間で作業の写真を撮っていきます。
「・・・・・そこまでやるんですか?」
「自分がやって欲しい事をお客さんに行い、やって欲しくない事は絶対にやらない、他人に見せても恥ずかしくない作業をする。お金を頂く以上当然です。」
「ダイワのリールしかメンテナンスをやった事無いんですが。」
「ウチは年式もメーカーも問いませんし、パーツ制作や修正も行いますから、覚える作業は膨大デス。」
「教えて頂けるんですか?」
「技術的な事ならある程度、ごく基本のみです。あとは自分で経験を積むしかありません。」
「更に仕事として行うとなると、丁寧且つスピードも求められます。」
さて、どうですかね?( ̄ー ̄)ニヤリ