ヂーンヅや革ヂャン、ブーツって良いモノは経年変化を楽しみますね。
着こんで、使い込んで適度にダメーヂを与えていきます。
そして、何年も掛けて自分なりの味を出します。
時には何十年なんてツワモノも居たります。
経年変化は釣り具でも可能です。
旧いアンバサダーに代表されるオールド系のリールは経年を楽しめます。
何故、旧いモノかと言いますと、現代のプロダクションと全く違うから。
それこそ40年くらい前のリールは、”一生使うこと”が前提で作られていました。
ですから、丈夫で故障しないように作られています。
軽量化などの”使いやすさ快適性”は二の次。
現代と圧倒的に違うのが素材や製造工程。
それこそ選び抜かれた素材を使ってました。
製造に関しても効率などより精度や耐久性に重きを置いています。
経年変化を楽しめる道具ってどれも不器用なモノが多いです。
ヂーンヅにしても最初は固くてゴワゴワ。
楽ちんなストレッチ性などないです。
革ヂャンは重くて固くて、数時間も着用すれば肩が凝ってくる。
その割に暖かくもない。
軽くて暖かいダウンに全く敵わない。
ブーツもスニーカーのように走ったり、飛んだりできないデス。
足も臭くなるしね。(笑)
となると、それらは別にこの世に要らないんぢゃないか??
全くその通り。
でも、世の中から無くなりません。
スグに使えなくなる道具ぢゃなくて、一緒に年を取れる道具。
人生最高の相棒ぢゃないですか!?