その昔、70年代のまだまだバス釣り黎明期、当時の本にはおススメのタックルが掲載されていました。
日本製品の質はまだまだ低く、ルアー釣り用品と言えば舶来品が主流でした。
アンバサダーやカーディナル、ゼブコにシェイクスピアそしてミッチェル。
それらは憧れの製品。
1万円~数万円。
とても手の届く金額ではなかったデス。
カタログ見てはため息、釣具店のショーケース見てはため息。
しかし、今になって当時の本を見てみると、失笑の漏れそうなモノが掲載されていました。
カーディナル66。
言わずとしれたABUのスピニングリールの名機。
問題はそのサイヅ。
横に置いてあるアンバサダー5000と比べても異様にデカイ!
明らかにバス釣りにはオーバーサイヅです。
幾ら当時のタックル類は重いと言ってもコレはやりすぎでした。
そして未だにコイツをバス釣りに使用していた人は知りません。
ABUとしてもサーモンなどの大物や海水で使用する事を前提としていたようです。
当時はまだ一般的ではなかった、シーバス釣りに使用していた人は少数いたようですが・・・・
あと、サイヅの割にハンドルノブが小さいです。
コレのもう一つ大きいサイヅ、カーディナル77は大きなハンドルノブ仕様でした。