40年以上前のリールでありながら未だに高い人気?を誇るミッチェル。
ただ、ホントに人気があるのは小さいサイヅだけでして、308や408などのウルトラライトサイヅのみ。
それより大きな300や410はイマイチ不人気です。
ミッチェルのウルトラライトサイヅは当時のスピニングリールとしては軽量で200gちょっと。※カタログ表記は200gで実際は220g前後。
現代の同サイヅのリールと比べれば重く感ぢるかも知れませんが、当時はかなり軽量な部類でした。
登場は308が1960年で408は1963年でして、308のハイスピードバーヂョンと言う位置づけ。
日本製のスピニングリールはまだまだ海外製品に追いつけていない時代でした。
このウルトラライトサイヅのミッチェルを知ったのは、聞き飽きたと思いますが、則御大の「ブラックバス釣りの楽しみかた」
「308をお勧めするハイスピードなど必要ないからだ」と言う言葉が刺さりました。
しかし、現物を比べると黒い308よりも茄子紺色の408の方がかっこよく見え、更に左利きな自分には右ハンドルの409と言う感ぢに。
上手い具合に?当時ミッチェルは既に時代遅れ感が出始めた頃で各取扱店では在庫を特価で売り始めていました。
ツネミ(新東亜交易)の定価は14500円でしたが9800円で売られていたり、末期には5800円なんてのも見かけました。
ようやく入手したミッチェル409でしたが、一つ疑問点が。
「ブラックバス釣りの楽しみ方」に載っているミッチェルのハンドルです。
ハンドルのアームがボディに比べて長く、ノブの形状も違いました。
長い歴史を持つミッチェルのハンドルは時代によって何度かマイナーチェンジされていましたが、あのハンドルのバーヂョンは見かけない。
かと言って使えないワケぢゃないので、そのままで使用続けていました。
かなり経ってから、ひょんなことでミッチェル411と言う機種を入手しました。※411は301のハイスピードモデル。
所謂不人気サイヅ。
しかし、そのハンドルを見た途端、「あのハンドル!!」となりました。
早速、409のハンドルと入れ替えるとネジ穴サイヅもバッチシ同じ!(/・ω・)/
ハンドルが長くなり、ノブも大きくなったため、パワフルなやり取りが可能になりました。
「ブラックバス釣りの楽しみ方」に載っていたミッチェルは恐らくハンドルをオリヂナルからサイヅを上げたモノを取り付けてあるのだと思います。
ソレを証拠に紹介されているベイトリールは、純正以外のハンドル交換が不可能なフルーガーシュープリーム以外はパワーハンドルに交換されていました。
という訳でニッチなリールのお話、今回はココまでよン!m(__)m
お暇な方は是非、ポチっとよろしくお願いいたします。m(__)m
にほんブログ村ランキング
人気ブログランキング