以前、ABUリールの技術者だった方にお話を聞いた事があります。
その中で、ABUリールの一番すごいところについて、「ドラグ」と仰いました。
勿論、材質や構造は素晴らしいがキモはドラグだと。
海外の写真やABUのカタログを見ると、こんなタックルで?と言うようなライトタックルでトンデモない大物を釣り上げている写真が出ています。
それこそバス釣りで使うような物で、2m近いサーモンやパイクを釣り上げているんです。
ちなみにサーモンは引きの強さで同サイヅのバスと比較にならないくらい強いデス。
川のような流れのある場所だと強さ倍増!
力が弱いとされるスピンキャストタイプでも結構な大物を釣り上げていますが、兎に角ドラグの優秀さに尽きます。
キチンとドラグが効いて、その上傷まない。
構造や材質が優れているんだと思います。
画像のリールはアブマチック270。
オートシンクロドラグ搭載。
シンクロドラグと言うのはハンドルの巻きの方向には強く効いて、ハンドルを少し戻すとドラグ力が弱くなります。
オートシンクロドラグはハンドルを戻さなくても、ハンドルから一瞬手を放すだけでドラグが弱まります。
今は使われることは無くなりましたが、かつては磯釣りでも使われていました。
グレ釣りには良かったみたいです。
ドラグに関して思うのは日本製は如何に細いラインを切られないように設計しているのに対して、当時のABUは如何に大物に対処できるかで設計しています。
現代の日本製の大型リールは小さいリールをスケールアップしただけです。
もっと強力で効きの良いドラグの開発が望まれます。
ヲヒマなお暇な方は是非、ポチっとよろしくお願いいたします。m(__)m
にほんブログ村ランキング
人気ブログランキング