最近はスパゲッティと呼ばずパスタと呼ぶ人も多いです。
パスタとはイタリアの麺類の総称で、ペンネやマカロニもパスタにはいります。
中でも細長いものをスパゲッティと呼ぶようです。
ナポリタン。
語源はイタリアの都市、ナポリから来たと考えるには難しくありません。
しかし、このナポリタンは日本生まれです。
それも昭和初期からあったとか?
元はナポレターナと言うスパゲッティの模倣らしいのですが、当時は入手困難な材料が多く、手近にあるもので代用して独自の進化を遂げたようです。
高度成長期になると、作り方が簡単なため、学校球給食や喫茶店のメニューに加えられます。
原料のトマトピューレは高価なため、トマトケチャップで代用、玉ねぎ、ピーマン、魚肉ソーセージなどを加えて作りました。
レストランと言うより喫茶店メニューの定番です。
アルミの皿で提供されるチープな感じがまたいいです。
そこに粉チーズと、大人ならタバスコを振って食べます。
子供の頃、口の周りを真っ赤にしながら食べたナポリタン。
時々、食べたくなって近所の喫茶店に食べに行きます。