キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

ファントムSM10を飛ぶようにオーバーホールせよ!

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80年代のファントムSM10です。

このリール自体、大して珍しいものではありません。

ただ、先日、オールドものと最新機種ではそれほど飛距離に違いがない。

という記事を掲載したのですが、それに対して、

”このリールで最新機種に挑める状態に仕上げて欲しい!”

更にパーツ交換はナシでと言う条件付き。

友人、パイズリ君からの依頼です。

ちょうど定休日だったので、ヒマを見てメンテナンスを施しました。

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こんなもんかな?

ただ、ハンドルがいくら良く回っても飛距離には関係ありません。

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キャスティングのテストに行きました。

左側のフェンスで飛距離を測ります。

このフェンス、1区切りがちょうど2mなんです。

無風なのでテストにはちょうどいい条件です。


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ロッドはファントムPCB561MLF。

5.6フィートのミディアムでシングルハンドルです。

ルアーはインキュベーターのラッシュ60。

固定重心でウェイトが7.9g。

ラインはナイロン20ポンド。

飛距離、平均35mでした。


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続いて、ダイワの古いコネリー。

コチラのウェイトは9gとのこと。

比重的にはラッシュ60より軽い感じです。

平均飛距離31mでした。

いっこだけ言い訳しますと、このタックルセットを使ったのは今日が初めて。

慣れればもう少し距離が出せる余裕を残してます。

がしかし、これって、最新リールより飛んでいるのか不明ですネ。(笑)