先日、ある海釣りの漁師の方から、「故障が少なくて長く使えるスピニングリールは無いか?」と聞かれました。
迷わず答えたのが古いカーディナル。
実際、恐ろしく丈夫なリールです。
メカはシンプルで故障しづらく、何より使用鋼材が非常に良いんです。
60~70年代のABUリールは使用鋼材が優れているため、海水にもビクともしないんですね。
例えば真鍮ひとつ取っても、選りすぐりのモノを使用していると思います。
画像は伝説の5000Cの記事です。
不注意で海に落ちしてしまった5000Cが、3年後に引き上げたらほぼそのまま使えたというもの。
材質が良くなければこんな事不可能です。
今のリールが同じ状況になったら原型すら留めていないと思います。
こういうのが本物のプロ向きのリールじゃないかと思うんです。
何でもそうなんですが、プロの道具ってシンプルで重量のあるものが多いんですよ。