キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

一点豪華主義?

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ルアーフィッシングを覚えた頃、釣り雑誌の広告やルアー釣りの本を見ると、やはりアンバサダーというリールは凄くイイらしい。
 
スウェーデン製のハンドメイドで丈夫で高性能なリール。
 
日本製なんてイモ。(笑)
 
実際、バンタムやファントムも悪くなかったけど、あこがれはアンバサダー。
 
かつてTOYOTAのコピーにあった、”いつかはクラウン”よろしく、”いつかアンバサダー”だった。
 
とは言え、クラウンは無理でも、アンバサダーは手の届かない位置にあった訳じゃない。
 
3万円。
 
時給500円で60時間労働すれば買えるのである。
 
バイトの給料日、給料袋を握り締めてフィッシングサロン心斎橋を目指した。
 
ところが、お目当ての5000Cはすでになく、百貨店の釣具コーナーで売れ残っていたモノを手に入れることになる。
 
憧れのアンバサダーと手に入れた私は、”世界一の幸せ者”だった。
 
常にハンドルをグリグリ回していた。
 
当然、学校にも持っていく。
 
友人達もみんな一目拝みに来る。
 
リールと一緒にメガネ拭きも持っていて、息を吹きかけてはその黒いボディを磨く。
 
枕元には釣り雑誌とアンバサダーが常にあった。
 
ところが、
 
リールに全てを突っ込みすぎて、他にまでお金が回らない。
 
当時、3万円のアンバサダーを乗せていた竿は、980円の、”スピンキャスティング165”
 
今思うと、とんでもなくバランスの悪い組み合わせだった。
 
その組み合わせは、”スーパーパルサー”を手に入れるまで続くのであった。(笑)
 
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