何処かで見た事のある店内!
量販店の中にはバス釣りのコーナーが消滅したお店もあります。
一時期はコンビニにバス雑誌が置かれていた事もありましたが、今は置いている店を探す方が難しくなりました。
バス用品が売れない!
中古釣具店に行けば不良在庫が溢れかえり、量販店に行けば発売して1か月位しか経たない製品がワゴン売り。
バス釣りを取り巻く環境の悪化も原因ですが、業界の体質が原因と思える部分も多いです。
まず、魅力的な新製品が少ない。
新製品が発売されれば、WEB上や雑誌で新製品を煽ります。
そして売れますが、一時的で長続きしない。
原因は新製品の発売サイクルの早さ。
最近、メジャーメーカーは数か月に1回くらいのペースで新製品をリリースします。
新製品が売れればお金が入ってきますが、売り上げが芳しくない場合、その赤字を補てんするためにすぐに次の新製品をリリースするんです。
テストなんてじっくりやっている時間は無いので、腕の良いプロに何本かデカバスを釣らせて広告の画像に使います。
それを見た一部消費者は、”釣れる”と思い込む訳です。
でも実際は開発とテストに数か月掛けただけの見切り発進。
腕が有れば少々駄作でも良い魚を釣ることが出来るんです。
実際、私程度の腕でもそれなりのサイズは狙って釣れます。
ましてや百戦錬磨のプロならば、デカバスの釣り方なんてだいたい把握していますから、難しい事ではありません。
常に新製品が売れ続ければ良いですが、売り上げがイマイチの時は先述したように赤字補てんの為に次の新製品を出します。
そんな感じの自転車操業が続いているのがバス業界。
流石に消費者も賢くなって目も肥えてきているので、人気メーカーの新製品と言えども、盲目的に飛びつくと言う事は無くなってきました。
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