再会と言うのはいつも感動的です。
2年間消息がわからなかった友人のお話し。
その友人タケシ(仮性)は仕事のトラブルで何もかも投げ出して失踪。
北の地、北海道は札幌で生活をしていた。
住み込みの仕事を見つけて、社長にも気に入られこの地に骨を埋めるつもりだったという。
ある休日、某ススキノの”女性とナニ”をするお店に行ったときのこと。
事を済ませてお店を出ようとしたところ・・・・すれ違ったオトコに腕を掴まれた!!
”タケシ!!”
そのオトコはタケシの親父さんだった。
思わぬ場所での再会だが感動はあまりない!
”お前こんなところで何してるんだ!探したんだぞ!!”
”と言うかオヤジこそココで何を?”
”・・・・・社員旅行だ!・・・・・・”
親父さんは本当に社員旅行で札幌に来ていたのだが、旅先でハメをハズしたくなったらしい。
”話がある、こっちに来い!!”
と、説教体勢に持ち込もうとしたが・・・・
”親父、まだ何もしてないんじゃあ??”
の言葉に我に返り、
”ちょっと近所の喫茶店で待っていろ!!”
と言われ、親父さんは、そそくさと店の奥へ消えた。
待つこと2時間少々。
ようやくお店から出てきた、”石鹸の香りがする親父さん”に説得されて大阪に帰ることになった。
タケシはこちらで仕事を見つけ、今も平和に暮らしているが、気がかりが一つ。
まさか親父と兄弟になっていないか?
マキちゃんだったらヤバイと言っていました。(笑)