幽霊は居ても妖怪は居ないと言われます。
しかし、私の友人の中には妖怪を信じている者が何人も居ます。
東北地方に住む友人の話。
ある真冬の夕方、雪の積もった川原でカッパを見たそうです。
友人は橋の上から川原に居る人影に気づきました。
最初は物好きな人だと思っていたのですが、よく考えてみるとその場所まで行くには川を渡らなければならない。
その人影は全身が黒っぽくて、顔はよく見えなかったそうですが明らかに人間じゃない雰囲気を出していたそうです。
そうするうちに人影は川に飛び込んで、それっきり浮いてこなかったそうです。
真冬の夕方に川で泳ぐ人間なんて居るはずが無いと思います。
私は実際に姿を見ていないのですが、夏場に山奥の池で泳いでいて、水中で話しかけられたことがあります。
”ココで泳ぐな”
ハッキリそう聞こえました。
一緒に居た友人も同じ声を聞いていました。
水中で人間がしゃべれる訳ないので、あの池には河童がいると言う話になって、2度とソコでは泳ぎませんでした。
信じる信じないは自由ですが、河童が居ると信じた方が何か人生楽しくないですか?