職人の世界は後継者不足で大変です。
どんな職人でもそうですが、一朝一夕に技術が身に付くはずもなく、一定期間の経験を積んで一人前になります。
短いものでも1年くらいの修業は当たり前、長いと5~10年掛かる業種も多いデス。
逆にスグに身に付く程度の事は後に役に立たない事も多い。
短気なんで誰でも習得できる技術は希少性が無く、ダブついている事が殆どです。
世の中で必要とされ、且つ成り手の少ない業種は仕事にあぶれないもんです。
今後、必要とされながら今は殆ど居ないのがEV車の修理業者。
大手のメーカーではなく町工場レベルの。
自動車がのEV化が進めば内燃機関の自動車修理工場が必要なくなります。
かと言って、内燃機関の修理業者がいきなり電気屋に商売替えは出来るはずがない。
メーカーで修理はやってくれますが、そうなると修理工場が圧倒的に少なくなる。
近所にある自動車屋はありがたい存在。
板金や塗装ならソレほど変わらないかも知れないですが、動力部は全くの別物。
燃料タンクも気化器も排気管も無い。
あるのはバッテリーとモーターになる。
トランスミッションも電子制御に変わる。
そう言う事をまた1から勉強し直す必要が出てくる。
若い職人なら良いですが、年季の入った職人は簡単に鞍替え出来ない。
廃業を余儀なくされる。
他にもAIに取って代わられそうな業種はいっぱい有る。
書類の多い業種がヤバいデス。
税理士なんかはその筆頭と言われています。
AIでなくてもそういうソフトに取って代わられてきている。
ただ、モノづくりや修理の職人は簡単にAIに取って代わられることは少ない。
机上で数字や文字を羅列する事と物を動かすとは訳が違う。
車の運転は出来ても修理は出来ない。
出来るようになるにはまだまだ技術が追い付いていない。
いずれ出来るようになるかも知れないですけど、まだまだ先の話。
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